12季節の魔法使いをBoardGameArenaで遊ぶ
ボードゲームを遊ぶには場所と時間と人が必要なのは確か古くは今川義元も言ってたような気がする。
休みの日でも無ければ友だちとどこかで集まって遊ぶのは難しい。それに社会人だとそもそも、休みの日でも集まるのが難しいかもしれない。勤務地の都合などで遠くに行ってしまうなんてことは珍しくない。そうなるとせいぜい、三連休に集まって遊ぶくらいがやっとになってしまうだろう。
だが、そんな問題を解決してくれるサイトがある。
それが今回紹介するBoard Game Arenaだ。
Board Game Arena (以下BGA)では、五目並べやチェスなどといった誰でも知っているようなゲームを始めとして、HANABIなどといった賞をとったことのあるゲームなんかも無料で遊んでみることができる。気に入ったゲームがあったらぜひとも実物を買ってくれよな。
日本語が怪しいけどそこそこ日本語化されている。置いてあるボードゲームのルールの日本語化についてはあまり整ってない気がするけど。
BGAは登録も簡単で、メルアドとパスワードさえ設定すれば五分で遊べるようになる。これのおかげでまとまった休みの日に友人と集まらなくても平日の夜にSkypeをつけながら友人とボードゲームで遊べる。というか遊ぶようになった。
で、実際にゲームが始めるまでの手順を説明する。
今回は12季節の魔法使い(Seasons)を遊んでみる。
ついでにルールもめっちゃ適当に説明する。
まずはログインして上の方にある『ゲーム』タブを選ぶとゲームの一覧が出てくる。
その中からとりあえず12季節の魔法使いを探して選ぶ。
そしたら12季節の魔法使いのページに行くからそこでこのゲームで新しいテーブルを作るを押す。
そしたら卓作成画面になるからとりあえず友だちとやるなら席の予約から予めidを確認しといて入力すればテーブルに友だちを招待できる。後は左のボタンからゲームを開始するを選んで適当に了承していけばゲームが始まる。
あ、難易度だけど最初は見習い魔道士(ドラフト無し)を選んでおけばいいと思う。
ドラフトがどういう意味かは後で説明するからちょっと割愛する。
始めると多分、こんな感じの画面が出る。
ごめん、そうは言ったけどこれはもう進行中の画面だからちょっと違う。本当は見習い魔道士で始めたら9枚のカードが出てきてそれを1,2,3年目にそれぞれ分けろって言われると思う。とりあえずカードを選んでそれぞれの年の領域を選べば分けられる。
1年目に選んだカードが最初の手札になってゲームがスタートする。
次にゲームルールの説明をする。
このゲームは12季節の魔法使いというだけあって12回季節が巡ったらゲームが終わる。つまりゲーム中で三年経過したら終わり。
勝敗を決めるのは場に出したカードの左上に書いてある数字(名声点)の合計と、ゲーム中にいろんな手段で集めることの出来るクリスタルという点数を合わせた点数が一番大きかったプレイヤーの勝ちになる。
まあ概要は分かっていただけたかと思うので実際にどうやってカードを出したりクリスタルを集めるのかを説明する。
まず、みんなは最初にダイスを選ぶことになる。ダイスの総数は人数によって違うが、順番に毎ラウンド一人一個選ぶことになる。
それぞれのダイスの意味について説明する。
炎とか水とか羽っぽいマークは魔力トークンと呼ばれる。こいつはダイスに描かれた数だけリザーブ(自分の名前が書いてあるところ)に最大七個まで溜まっていく。このゲームは魔力トークンが無ければ始まらないのでたくさんあって困ることはない。あと上には無いけどクローバーっぽいマークもあるから全部で4種類になる。
星のマークは召喚ゲージを意味する。召喚ゲージというのは場に何枚カードを出せるかを表す数で、最初はゼロである。つまり、最初はまずこの星が書いてあるダイスをとらないとカードを一枚も場に出せない。取れる時はなるべくとるようにしよう。
ダイスの面が円で囲われているヤツは魔力トークンを変転することが可能になることを示している。変転っていうのは魔力トークンを捨てて勝利点であるクリスタルに変換することを意味する。
あとは長方形と6だけが書かれたやつもあるんだけど、それはそれぞれ山札からカードをドローする効果とクリスタルを6点純粋に得る効果を持っている。
さて、みんながダイスを選び終わったら、今度は最初にダイスを選んだプレイヤーから手番が始まる。まずダイスの効果が解決され魔力トークンとかが手に入る。それから、自分が持っているトークンを使って場にカードを出したりできる。とったダイスによっては魔力トークンを捨ててクリスタルに変えたりもできるかもしれない。
上の方に出ている手番を終了するを選べば次のプレイヤーの手番が始まる。そうやって全員が手番を終えると季節が進む。この時進む季節は誰にも選ばれなかったダイスに打ってある丸の数だけ進む。最低は1で最大は3まで一度に月が進む。
1月から12月まであるので、最低4回で盤が一周する。
一周したら一年経ったということで中央の数字が一つ進み、最初に分けた山札を一組新しくもらえる。
中央の数字がⅢまできて12の数字を過ぎたラウンドの終わりがゲームの終わりになる。
それで、大体のざっくばらんなルールの説明はここまでなんだけど、最後に季節ごとの違いについて説明する。上の盤に時計のように打たれた数字はそれぞれ違う色で分けられているが、これが季節を意味している。青は冬、緑は春、黄は夏、赤は冬といった具合にだ。そして、この季節ごとに貴重な魔力トークンが変わるのだ。
たとえば、冬は赤と青のトークンが一番出やすい。次に黄が出やすい。逆に緑は全く出ないといった風に季節ごとに手に入りやすい魔力トークンは違う。
そして、変転についても、その季節に全く出ないトークンは一個三点になる。これは季節番のトークンが書かれたところを見るとわかりやすい。外側はその季節ではよく手に入るトークンで内側ほど手に入りにくく貴重な魔力トークンをということになる。
そんな感じで欲しいダイスをとって魔力トークンをやりくりしながら召喚ゲージも溜めてカードを出しながら余った魔力トークンは変転して……みたいな感じで点数を誰よりも稼げば勝ちになる。
実際はカードにも沢山効果があって、カードの効果が勝負の明暗を分けるんだけど、そこがまあ一番おもしろいんでとりあえずやってみて自分でどんなカードがあるか確かめて欲しい。
あー、ごめん。
最後って言ったけどドラフトについての説明を後でするって書いてしまってたな。ググったほうが速いと思うけど、こっちでも説明します。
ドラフトを選ぶと最初に同じように9枚カードを配られますが、その中でまず山札として一枚しか選べません。残りのカードは次のプレイヤーに全部渡して、他のプレイヤーから残りのカードを受け取ります。そしてまた一枚選んで次のプレイヤーに全部渡します。
つまり、みんなに配られたカードを順繰りに選んで回していくわけです。これだと最初のカードがどんなに良いカードばかりでも独り占めができないし、みんなが持つ可能性があるカードを大体知ることができるので戦略的なカード選びができるようになります。ゲームが始まる前からアツい読み合いになるわけですね。超エキサイティン。
と、まあすっげー適当になったけどこれで終わり。もしかしたら書き忘れたこともあるかもしれない。でもそれは多分調べればこれよりももっといい紹介が出てくると思うのでそっち参考にして。
本記事はどっちかっていうとツイットゥヤァーのヒョロワーたちにボードゲームアリーナと12季節の魔法使いを広められたらいいな~~ってくらいの気持ちで書いたんで多少変なことがあっても許してくれよな~~~頼むよ~~~(最後になって語録に頼ってしまう人間の屑)